都心での震災体験後、「温暖で災害が少ない環境」と「自然豊かな環境での子育て」に惹かれ、香川に移住しました!

川地さんインタビュー
都心での震災体験後、「温暖で災害が少ない環境」と
「自然豊かな環境での子育て」に惹かれ、香川に移住しました!!

         川地健司さん(45 歳)・真弓さん(43 歳)
          澄空くん(9 歳)・陸生くん(9 歳)

    健司さんは愛知県、真弓さんは北海道出身。2016 年に高松市に移住。
    健司さんは建築関係の会社に、真弓さんは農業関係の会社にお勤め。
   家族連れや旅行客で賑わうサンポート高松にてインタビューを行いました。
             (写真は高松港にて撮影)

 

―――川地様、香川県に移住することになったきっかけはなんですか?川地真弓様

真弓さん:夫も私も千葉県から東京都に1時間半以上かけて通勤していたんですが、そこで東日本大震災を体験しました。公共交通機関が止まって自宅に帰れなかったり、店頭からみるみるうちに商品が消えていく様子を目の当たりにして、都会生活は楽しいけど、子育てをするには、自然のあるのんびりとしたところで暮らす方がいいなと思うようになり、地方への移住を考えました。

健司さん:震災のとき、私は営業先にいたんですが、普段は車で1時間くらいのところから、会社に戻るのに10時間くらいかかりました。私もその日は自宅に帰れませんでした。

真弓さん:温暖で災害が少なそうな瀬戸内地方がいいなと思って調べていたところ、香川県には希望する仕事がありそうで、教育環境も良さそうだし、また、島々を中心とした瀬戸内芸術祭を開催するなどアートにも力を入れていて楽しそうだったので、移住先に決めました。

 

―――移住前に香川県に来たことはありましたか?

真弓さん:県で開催している「かがわ暮らし体験ツアー」に参加して、実際に見に来ました。
また、ボランティアの方が開設していたゲストハウスに10日間ほど住んでみました。
その際に、地元の方に各地域の特色を聞くなどして、息子たちにとってどの校区が合っていそうか、私たち家族の生活スタイルに合った地域はどこかを考えながら家を探しました。

 

―――いま高松市にお住まいですが、実際に住んでみていかがですか?

川地健司様健司さん:通勤時間が1時間以上短くなったので、その分、息子たちと触れ合える時間が増えました。

真弓さん:まち全体がコンパクトにまとまっていて、とても住みやすいです。道路環境も良くて、渋滞が少ないので海にも山にも車で30分、山奥でも1時間くらいあれば行けますね。わざわざ計画を立てなくても、週末の朝の気分次第で遊びに行けます。おむすび山があちこちに見える風景が好きで、ドライブをしていると癒されます。

 

―――澄空くんと陸生くんはどこに行ったのが楽しかった?川地澄空君

澄空くん・陸生くん:キャンプに行って、水遊びとかアユのつかみ取りをしたのが楽しか川地陸生様った!
あと、海でマテ貝を採ったよ。砂浜を掘って見つけた穴に塩を入れると飛び出てくるから、それを採るんだよ!


健司さん:香川県に来てから息子たちが釣りをしたいと言い始めたので、海や川に行って、魚釣りもしました。

真弓さん:「さぬき農園ぐらし」というWebサイトに登録しておくと、農業体験の情報が届くんですけど、それを利用して、みかん狩りや豆腐づくりにも参加しました。私自身も楽しかったですね。

 

―――香川県で子育てをしていて便利だったことは何ですか?

真弓さん:うどんが子育て世帯の外食に大助かりですね。小さいお子さんでも食べられますし、県内の多くの店がセルフサービス形式で、待たずにすぐに出てきます。天ぷらや唐揚げなどのサイドメニューを付けても、だいたい500円以内に収まります。あと、あちこちにお店があるので、子どもと一緒に入れるお店を探す手間がかかりません。

 

―――おすすめのスポットはありますか?

真弓さん:「さぬきこどもの国」ですね。無料で利用できますし、外に遊具がたくさんあって、建物の中でも遊べるし、乳幼児から小学低学年世帯にとっては、すごく重宝する遊び場だと思います。
空港に隣接しているので、飛行機もみられて、子どもは大喜びです。
私だけではなく移住してきたママ友や、北海道から遊びに来た知り合いも、「この施設はすごくいい!」って言ってました。

 

―――移住してきた方同士のつながりがあるんですか?

真弓さん:何人かで時々集まってます。また、移住ママさんが運営していている移住支援団体たかまつ「I J U 」では、子連れで参加できる交流会も開催してます。
いまから移住してくる方で、先輩ママさんのお話が聞きたいという方がいましたら、県を通じてご連絡いただければ、ご協力できると思います。川地家集合

 

 

 

 

(当インタビューは、2018年8月19日に実施したものです)

 

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